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公営レース賛成派

 さて皆さん! 公営ギャンブルは昨今未曾有の危機的状況にあります。慢性化している売上減・客離れは周知の通りで、地方競馬・競輪などにおいてはここ数年で廃止されるレース場まで出てくる始末。国全体の不景気のせい? いやいや、それももちろんありましょうが、公営ギャンブルの落ち込みが他業種のそれとちょっと違うのは、そこに「いわれなき偏見と差別による反対の動き」が存在する、ということなのです。例えば全国各地で場外設置の動きが進んでいますが、そこには当然のごとくついて回る地域住民・議会による設置反対運動があり、また、何かギャンブル客絡みの事件が起こったりするたびに各種マスコミが喧伝する「だからギャンブルをやる人間は悪なのだ」的報道。そして、それらを鵜呑みにして「ギャンブルなんかやっちゃイケナイ」「ギャンブル場は悪人の集まるところ」と信じて疑わない家庭・学校・市民…。これらに包囲された可哀相な公営レースは、その存続のために最も大切な「新規客(若い年齢層)の獲得」という点において、夢もチボーもない状況に追い込まれているのです。

 しかし、そんな公営レースを今現在大いに楽しみ、将来無くなってしまったら何を楽しみに生きていけばいいんだ…と、悲しみに暮れる人々(代表はこの私?)が多く存在するのもまた事実。そして、そんな人たちが全て悪人であるわけはもちろんなく、まっとうに社会生活を営んでいる人間がほとんどなのであり、そんな人間(=我々)は、前述のような言われなき偏見差別に大きな憤りを感じているのです。私個人にすれば、その憤りが当「賛成派」を開設するきっかけとなったわけで。

 一般的にこうした「賛成・反対」という論争においては、双方が持論を展開して闘いとなるのが常ですが、こと公営競技の場合においては、反対派の主張に対して施行者側がだんまりを決め込んだり、消極的になって争いを避けようとしたりで、いつの間にか反対派のパワーが勝ってしまうことが非常に多い。施行者側にも十分な理(地方財政への貢献、きちんとした法に基づく設置許可申請・土地の取得など)はあるのだが、なにぶんにも「役人」であるということで、地元住民の意見を無視してコトを進めるわけには…という逡巡がどうしてもあるのでしょう。

 …それなら、反対派と同じ立場である我々一般市民による「賛成派」を立ち上げればいいのではないか。今まで、場外等設置のモメゴトの中で、「反対派市民vs施行者(行政)」という図式はあったが、「反対派市民vs賛成派市民」という論争はほとんど皆無。しかし、本来はそうあるべきなのではないか。立場やら選挙の票やらに関係のない我々「賛成派一般市民」なら、利害を超えた冷静かつ客観的なお話ができると思います。

そういうわけで当HPは
1:ギャンブル賛成派としての主張
2:反対派への反論

の2本柱を立て、私および「賛成派」メンバーの持論を掲載してゆきます。賛成派にご賛同いただける公営レース好きの方々は、これらをもって日常、周囲でギャンブルの話が出た時などに「これこれこうだから公営レースは良いものなのだ・楽しいものなのだ」と周囲に説いていただき、ひいては一人でも多くのご家族・お友達をレース場にお連れいただきたい。そしてもし当HPをご覧のギャンブル反対派の方は、少しでも「ギャンブル=悪」という固定観念を改めていただくか、ご遠慮なく討論を挑んできていただきたい。そしてもし当欄をご覧の施行者(特に、反対運動に対してお困りの)の方々は、ぜひ我々を心強い味方と思ってください。それこそ「反対派市民vs賛成派市民・公開討論会」などもアリだと思いますので、お声がけいただければすぐにでも馳せ参じます。

 
 
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