【 公営ニュース 】

熟練の技にこそ金を張りたい

「名人戦は48歳」

全国モーターボート競走連合会は16日、50歳以上の選手で行っていた競艇名人戦(G1)の年齢資格を「48歳以上」に引き下げることを発表した。最近は50歳以上の選手の引退が多く、名人戦の対象選手数が減少したための変更。(2003.01.17 日刊スポーツ)

【TOM記す】
競艇名人戦、いいッスよね〜。毎年楽しみ。故・横山師匠の玉声による「若いモンがナンボのもんじゃーい!」のCMも秀逸でした。私は自他ともに認めるオヤジ…いや、ベテラン選手偏愛者です。所詮若いモンのスピード(競艇・オート)や、パワー(競輪)にはムラがあって、信頼して金を張れるのは「経験と腕」だと思うので。

にしても、知らなかったけど、競艇もベテランの引退が増えているんですか…。やっぱり理由は昔に比べて稼げなくなったから?このままどんどん引退が多くなってはヤバイんですがね。
売上減→賞金低下→ベテラン引退→レースがつまらなく→客足遠のく→売上減 というパラドックスにハマっているのが現在の公営競技。決して不景気のせいばかりじゃありません。

ベテラン選手への賞金額優遇制度、もしくは年齢手当などの導入は考えてもいいんじゃないでしょうか。若い選手が不満を言い出したら「これはレースを面白くしてくれたお手当。君らも早くもらえるように腕を磨きなさい」と言えば反論はないはず。

施行者や選手会長などがTVに出てきてコメントするたびに「魅力あるレースでお客様にアピールを」みたいなことを言うけど、ベテラン選手という「宝」を忘れがちじゃないですか?

公営ニュース・トップ/Last Update : 2003/01/17  
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